日本で一番サラブレッドが多く生産されているのは、なんと言っても北海道になります。
サラブレッドの90%は北海道で生産されています。
北海道の広い土地と夏は涼しく過ごせる気候がサラブレッドの生産に適しているのです。
サラブレッドは、競走馬になる前とデビューしたあとも休養時、そして引退後は北海道に戻って過ごします。
競馬ファンの人は、まだ競走馬になっていない幼い仔馬や、休養中のサラブレッド、そして引退したサラブレッドを見るために北海道の牧場を訪れます。
北海道の中でも太平洋寄りの日高地方に、サラブレッドの牧場は多く存在します。
サラブレッドを北海道へ見に行くならば、千歳空港を利用すると良いでしょう。
サラブレッドの牧場は、千歳から太平洋沿いに襟裳岬に向かって、新冠から浦河あたりにたくさんあります。
北海道の牧場を見学したいときには、シーズンを考えたり予め計画を立てておくと良いでしょう。
牧場によっては、繁殖期(2月から7月あたり)は見学をさせてくれないところもあります。
理想的なのは、一番暑い時期に行くことです。
レースに出ている馬たちも夏は休んでいることもあり、競馬場以外でゆっくりと過ごす競走馬を見れるかもしれません。
行きたい牧場が決まったら、予め牧場に見学が可能か電話をしてみると良いでしょう。
サラブレッドを扱う牧場は、観光地ではありません。
見学が出来ない牧場もあります。
サラブレッドは非常にデリケートな馬ですので、見学の際には驚かせたりしないよう細心の注意が必要です。