私の中のオグリキャップ

オグリキャップと言えば、もう1990年の有馬記念という人が多いと思いますが

私の中ではその年のジャパンカップが印象的です。

11着に敗れたのですが、それは私はどうでもよかったのですが

なぜか、いつもと違う走っている姿に見えたのです。

楽しくないと言わんばかりに拗ねて走っている様に見えました。

当時、騎乗した増沢騎手は

『スローペースでこれじゃ仕方ない』

と言っていましたが、私には走りたくないといというオグリの思いが

あんなに後方になったのではと感じていました。

後の感動のラストランはみなさんのご存知のとおりですが。

牧場では、1頭だけ特別扱いで

なんかものすごく威張っていましたね・・・

もっと近くにきてよ〜

オグリ〜って感じでした。

オグリキャップについて

オグリキャップについて

【生年月日】1985年3月27日

【性別】牡

【毛色】芦毛

【父】ダンシングキャップ

【母】ホワイトナルビー

【生産者】三石・稲葉不奈男

【馬主】小栗孝一氏、佐橋五十雄氏、近藤俊典氏

【調教師】鷲見昌男(笠松)→瀬戸口勉(栗東)

【生涯成績】32戦22勝

地方・12戦10勝

中央・20戦12勝

オグリキャップは、バブル期に競馬ブームを起こした競走馬です。

これまで競馬場といえば男性ばかりだったのに、女性も足を運ぶようになり競馬のイメージが変わった頃です。

オグリキャップのぬいぐるみは飛ぶように売れました。

オグリキャップは、産まれたとき右前足が外向していたため、自力で立ち上がることが出来ませんでした。

立ち上がることが出来ないため、自分で乳を飲むことも出来ず痩せこけていました。

しかし、削蹄したことで矯正され外向が直り、食欲も旺盛で2歳の秋には他の馬と差はほとんどありませんでした。

一時は競走馬として走れるか不安に思われたオグリキャップですが、無事、岐阜県笠松競馬場の鷲見昌男厩舎に入厩し、地方競馬として2着以下なしという好成績を残します。

その後、中央競馬に転厩。有馬記念(GT) マイルチャンピオンシップ(GT) 安田記念(GT) 有馬記念(GT)で優勝しています。

5歳での使いすぎが原因か、成績が思わしくなくなり、ジャパンカップで11着と惨敗し、引退を決意。その年の有馬記念が引退レースとなりました。

4番人気で優勝し感動のラストラン。たくさんのファンのオグリコールの中、幸せな引退となりました。

引退後は種牡馬となり、種牡馬を引退後は、優駿スタリオンステーションでゆっくりと余生を過ごしています。

おグルキャップの競走成績

 中央成績
Year
Date
場所馬場レース名
距離
頭数 馬番人気騎手 斤量Time上がり馬体重
(+-)
1990
12/23
中山8日 ---
(良)
有馬記念(G1)
芝2500m
16 4 8 1 4 武豊 56.0 2:34:2 35:2 494
-2
1990
11/25
東京8日 ---
(良)
ジャパンC(G1)
芝2400m
15 4 7 11 4 増沢 57.0 2:24:1 35:4 496
-4
1990
10/28
東京8日 ---
(良)
天皇賞・秋(G1)
芝2000m
18 6 12 6 1 増沢 58.0 1:58:9 36:6 500
±0
1990
06/10
阪神8日 ---
(良)
宝塚記念(G1)
芝2200m
10 6 6 2 1 57.0 2:14:6 --- 500
+4
1990
05/13
東京8日 ---
(良)
安田記念(G1)
芝1600m
16 5 9 1 1 武豊 57.0 1:32:4
(R)
35:0 496
±0
1989
12/24
中山8日 ---
(良)
有馬記念(G1)
芝2500m
16 1 1 5 1 南井克 57.0 2:32:5 37:4 496
±0
1989
11/26
東京8日 ---
(良)
ジャパンC(G1)
芝2400m
15 2 3 2 2 南井克 57.0 2:22:2 --- 496
±0
1989
11/19
京都6日 ---
(良)
マイルCS(G1)
芝1600m
17 1 1 1 1 南井克 57.0 1:34:6 --- 496
±0
1989
10/29
東京8日 ---
(良)
天皇賞・秋(G1)
芝2000m
14 3 4 2 1 南井克 58.0 1:59:1 --- 496
-2
1989
10/08
東京2日 ---
(稍重)
毎日王冠(G2)
芝1800m
8 6 6 1 1 南井克 59.0 1:46:7 --- 498
+8
1989
09/17
中山4日 ---
(良)
オールカマー(G2)
芝2200m
13 7 11 1 1 南井克 57.0 2:12:4 34:7 490
-2
1988
12/25
中山8日 ---
(良)
有馬記念(G1)
芝2500m
13 6 10 1 2 岡部幸 55.0 2:33:9 35:6 492
-2
1988
11/27
東京8日 ---
(良)
ジャパンC(G1)
芝2400m
16 4 8 3 3 河内洋 55.0 2:25:8 --- 494
+2
1988
10/30
東京8日 ---
(良)
天皇賞・秋(G1)
芝2000m
13 1 1 2 1 河内洋 56.0 1:59:0 --- 492
-2
1988
10/09
東京2日 ---
(稍重)
毎日王冠(G2)
芝1800m
12 6 8 1 1 河内洋 56.0 1:49:2 --- 494
+16
1988
07/10
中京8日 ---
(良)
高松宮杯(G2)
芝2000m
8 2 2 1 1 河内洋 55.0 1:59:0 34:5 478
-2
1988
06/05
東京6日 ---
(良)
ニュージーランドT(G2)
芝1600m
13 7 11 1 1 河内洋 56.0 1:34:0 --- 480
±0
1988
05/08
京都6日 ---
(稍重)
京都4歳特別(G3)
芝2000m
15 8 15 1 1 南井克 58.0 2:03:6 --- 480
+4
1988
03/27
阪神2日 ---
(重)
毎日杯(G3)
芝2000m
10 8 10 1 1 河内洋 57.0 2:04:8 --- 476
-6
1988
03/06
阪神4日 ---
(良)
ペガサスS(G3)
芝1600m
10 4 4 1 2 河内洋 56.0 1:35:6 --- 482
-4

 公営成績
Year
Date
場所馬場レース名
距離
頭数 馬番人気騎手 斤量Time上がり馬体重
(+-)
1988
01/10
笠松 ---
(不良)
ゴールドジュニア(G1)
ダ1600m
10 6 -- 1 1 安藤勝 54.0 1:41:8 --- 486
+4
1987
12/29
笠松 ---
(良)
ジュニアクラウン(G2)
ダ1600m
10 7 -- 1 1 安藤勝 54.0 1:45:0 --- 482
±0
1987
12/07
笠松 ---
(良)
師走特別
ダ1600m
10 9 -- 1 1 安藤勝 54.0 1:44:4 --- 482
+6
1987
11/04
名古屋 ---
(不良)
中日スポーツ杯
ダ1400m
12 4 -- 1 1 安藤勝 54.0 1:29:8 --- 476
+6
1987
11/04
中京 ---
(良)
中京盃
ダ1200m
12 3 -- 1 1 安藤勝 54.0 1:10:8 --- 470
-2
1987
10/04
笠松 ---
(良)
ジュニアクラウン(G2)
ダ1400m
9 5 -- 1 1 安藤勝 54.0 1:29:4 --- 472
-4
1987
08/30
笠松 ---
(良)
秋風ジュニア
ダ1400m
10 5 -- 1 1 安藤勝 54.0 1:30:3 --- 476
+6
1987
08/12
笠松 ---
(良)
3歳イ
ダ800m
7 7 -- 1 1 高橋 54.0 0:49:7 --- 470
±0
1987
07/26
笠松 ---
(良)
3歳イ
ダ800m
7 7 -- 2 1 高橋 54.0 0:50:3 --- 470
+4
1987
06/15
笠松 ---
(良)
3歳イ
ダ800m
9 8 -- 1 1 青木 54.0 0:49:8 --- 456
+6
1987
06/02
笠松 (良)
 
3歳イ
800m
7 1 -- 1 1 高橋 54.0 0:51:1 --- 450
-2
1987
05/19
笠松 (良)
 
新馬
800m
10 10 -- 2 2 青木 54.0 0:50:1 --- 452
±0